私はこれまでいろんな職種の仕事を転々としてきました。
営業に始まり、事務・総務、添乗員、コールセンター、ウェブデザイナー、ウェブディレクター、ネットビジネス…
バイトも入れると、クリーニング受付、クリーニング作業員、ティッシュ配りにビラ配り、居酒屋店員、コンビニ店員、ピッキング、流れ作業…
業務形態は、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト…これからフリーランスになろうとしてます。
そして、今は新たに動画編集を学んでいるし、ほかに興味があるのが、占星術、心理学、語学の勉強…。
仕事って、ひとつの専門を極めれば成功する!という風潮があるので、
自分もなにかひとつのことを極めないといけない!
なんて思っていたけど、いろんなことに興味がわくので、ひとつのことをひたすら極めるって難しい。だから、同じ仕事を何十年とやっている人を見てはうらやましいなあ、なんて思ったりもしました。
いろんな職種を経験してきたことは視野が広がったし、自分にとってはよかったことではあるけれど、まんべんなく浅く広い、っていうのは自分でもマイナスポイントだと思ってました。
しかし、いろんなことに興味をもつことが悪いわけではない、むしろ新しい生き方のひとつなんだ!と思わせてくれたのがこの本です。
「マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法」という本。
マルチポテンシャライトって?
マルチポテンシャライトとは、上述の著者エミリー・ワプニックさんが提唱している「いくつもの潜在能力を持ったひと」という造語です。
自分がいくつも潜在能力を持ってる?なんて考えるとワクワクしませんか?^^
この本の中では、マルチポテンシャライトでもいくつかのタイプがあって、例えば同時進行で興味があることを進めていく人、一つの分野をある程度極めたら、次の興味ある別分野に参入していく人など。
自分がどのタイプなのか?というのは、この本の中でタイプ別の傾向があるのでそれを読めば、だいたい自分はこのタイプかも、というのはわかります。
それで、マルチなポテンシャルをどうやって活かすの?
仕事は大丈夫なの?
っていうところも不安な点だと思います。
この本では、何人かのマルチポテンシャライトに取材をしていて、その人たちがどのようなキャリアを進んでいって、どのように生活しているかも書かれているので、自分の今後のキャリアや能力の活かし方について参考になるんじゃないかなと思います。
マルチポテンシャライトを活かすには
この本を読んで、いろんなことに興味を持つことは悪いことじゃない、むしろ誇りに思ってもいいんだ!とも思えたけど、それを活かすためにはそれなりに自分でも努力したほうがいいなと思ったことがあります。
それは、
- 自分はどんな生活を送りたいのかを知ること
- 自分のマルチポテンシャライトをどのように活かせるかを考える
- いろんな情報を知っておく
マルチポテンシャライトのなかには、半分は仕事、半分は趣味で過ごす人もいて、そうするともちろん趣味の時間の融通がきく仕事を選択する、ということもある。
それが果たして自分の幸せにつながるか?ということも考えておきたい。
また、日本ではまだ、転職回数多いとマイナスという風潮があるので、転職回数が多いにしても、それぞれの職場でどのような能力が身に付き、転職先ではその能力がどのように活かせるのか?なども考えておきたい。
その転職の前にもそもそも現職でどのような能力が見つけられる職場なのか?なども考えておきたい。
そのあたりの能力の考え方は、下記の本も参考になるかなと思います。
そして自分の理想の生活に近づけるためのあらゆる情報を知っておいたほうが選択肢が広がると思う。
例えば私は昔は会社員として生活していくしか方法がないと思っていたけれども、ウェブデザインを学びその世界に入ったことで、フリーランスで活躍しているウェブデザイナーさんを身近に感じたし、ネットビジネスもパソコンひとつで生計を立てているという人にも直接会ったことで現実味が増した。(まだ自分で実現はできてないけど…)
他にもいろんな情報を集めておけば、転職の時に有利に働いたり、これから盛り上がりそうな業界を選択できたり、自分の能力を活かせそうな職業を見つけたり、なんてことにもつながる。
意外に自分が生きている世界は狭いなって思うかもしれません。それを認識することで世界が広がるんじゃないかな。
いろんなことに興味をもとう!
とりとめもない話になってしまいましたが、とりあえず自分の興味の赴くまま、いろんなことに挑戦してみよう!ということです。
その挑戦は、いますぐ仕事辞めて興味ある事やろうぜ!ということではなく、まずは少し調べてみるとか、関連書籍を読んでみるとか、そんな小さなことでいいんです。
そこで、やっぱり興味なかったわ、って気づくかもしれない。逆にもっと興味を持つかもしれない。
まずはその一歩から。