和装文化に興味が出てきて、着物の着付けを習いたいなぁと思い、着付け教室か動画や本を見て独学で勉強するのとどれがいいのか、悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
私はある日突然ふと思い立ち、着付け教室に通い、約半年後に自分で着物を着れるようになりました。
着物をよりキレイに着れるようになるため今でも着付け教室に通っています。
着物を着れるようになると、冠婚葬祭や子供の行事のときに役立ちますし、自分で着れることで一目置かれる存在になれるでしょう。
ここでは私が着付け教室に通って自分で着物を着れるようになるまでに感じたことをお話しします。
ちなみに私は『いち瑠』という着付け教室で着付けを習いました。
着物を自分で着れるようになるには?
着物を自分で着れるようになる手段としては大きく分けて
- 着付け教室に通う
- 動画や本で独自で勉強する
のどちらかになると思います。しかしそれぞれメリット、デメリットがあります。
着付け教室に通うメリット・デメリット
メリットとしては、細かいところまでしっかり理解できるところです。
初心者は最初は当然ですが、右も左もわかりません。
着物を着るための道具は何を揃えたらいいのか、着物はどういったものがいいのか、帯は何を選んだらいいのか、着付けの途中でつまづいたらどうしたらいいのか…。
そういったところをリアルタイムで質問できますし、先生が導いてくれます。
ですので安心してひとつずつ確実に進めていくことができます。
デメリットととしては、費用がかかることです。
着付け教室には、全国展開している教室と個人で運営している教室のふた通りがありますが、個人教室のほうがレッスン代が高いです。また教室までの交通費と着付けレッスン代がかかります。
全国展開の着付け教室であれば、着物が自分で着れるようになるまでのレッスン代は10,000円もかかりません。
動画や本で独学するメリット・デメリット
今はYouTubeがあるので、動画を見ながら自分で着れるようになれると思います。
当然費用はかかりませんので、独学で始めるのは気軽にできていいでしょう。
しかし、細かいところや動画を見てもうまくいかない、といったところを質問できません。
着物をもっときれいに着れるようになりたい、もっと着物の知識を身につけたいといった場合は物足りなさを感じるかもしれません。
また着物という趣味を語り合える人が近くにいないので、つまらなさを覚えるかもしれません。
そういったところが独学のデメリットになるでしょう。
着付け教室がいいかは自分次第
着付け教室に通うか、独学でやるかはそれぞれのメリット、デメリットがあります。
例えば、通うのは面倒だから独学がいい、という場合や、多少お金がかかってもきちんと着物を着れるようになりたいから着付け教室に通う、という場合もあります。
自分の性格や住んでいる場所によっても状況が違うので、自分はどっちがいいか考えてみましょう。
私の場合は、独学だと飽きてしまって中途半端で終わってしまいそうだなという自分の性格から着付け教室に通うことを選択しました。
せっかく着物道具を一式そろえても途中で挫折してしまってはそれこそお金も時間も無駄になってしまいます。
わたしが通った着付け教室
私が通った着付け教室は『いち瑠』でした。
当時住んでいたところから通いやすい場所に教室があり、無料体験をしてみたときに雰囲気もよかったからです。さらにレッスン代もお手頃だったのが決め手でした。
実際に始めてみると、レッスン生は私以外に1人だけで、先生合わせて毎回3人でレッスンをしました。少人数なので、しっかり見てくれるし、質問もしやすかったです。
レッスンは全部で10回あり、一通り習い終わると自分で着物を着ることができるようになりました。
まとめ
着物を着れるようになって、着物にとても興味を持てるようになりましたし、着物の着付け資格をとれば着付けの先生になれたり、美容室の着付けの仕事などができるようにもなります。
また年齢問わず楽しめる趣味なので、一度覚えれば長く楽しむことができます。
しかし、ひとりで着物が着れるようになってもつまらないですから、同じ趣味の仲間ができたほうがより楽しむことができるのではないでしょうか。
着付け教室であれば仲間が絶対いるので、着付け教室のレッスンが終わったとしても長く着物を楽しめるでしょう。
ぜひ新しい趣味として着付けをしてみませんか。