不妊検査の結果、両方の卵管が詰まっている可能性が高いとわかり、FT手術を受けました。
- どのような手順なのか、
- 手術費用
- 用意するもの
- その後の経過
についてご紹介していきます。
検査結果〜FT手術まで
不妊検査の結果、卵管が両方詰まってたら、そりゃ1年もできないわけだよ…。
ってことでFT手術を決行しよう!と決意。
看護師さんからは、
- その一歩手前の卵管造影検査を受けてしっかり判定した方がいいんじゃないか
- 手術費用が高いし
というような説得?をされました。
しかし、検査の結果が明らかだし(卵子も子宮も問題なし、むしろ年齢より卵子の数が多いらしい)、こう話してる間にも刻一刻と老いに向かっている!と考えたら、検査をもう一回受けるのは無意味、と判断しました。
さっそく手術の予約となりましたが、なんと予約日が1ヶ月半後!
麻酔科の先生が火・木しかいないようで、その曜日の日しかできないそう。
他の病院ではもう少し早くできるのかな?
FT手術で用意するもの
FT手術では下記のものを用意しました。
- 手術金(現金でしか支払えなかった)
- 限度額適用認定証(手術費が高額なので高額療養費制度が適用できる)
- 1年以内の健康診断書
手術費は現金払い
他の病院では違うのかもしれませんが、私が受けた病院は現金払いのみでした。
普通に支払ったら手術費用は20〜30数万円とかなり高額になるので、事前に限度額適用認定証をとって、それを提出すると、最高でも10万円の支払いになります。
後から提出しても、多く支払った分が戻ってきますが、最初に数十万払うのは痛手なので、市役所で限度額適用認定証を取得。
市役所に行く暇がなかったので、郵送手続きしました。
健康診断は会社で行なっていたけど、診断書が会社にある。。
その当時はコロナウイルスのため、仕事はリモートワーク。
なぜ健康診断書だけを取りに来るのか?謎な行為と思われるので、いろいろ聞かれると面倒…と思い、健康診断を受けた病院に再発行してもらいました。
FT手術の保険手続き
医療保険に入っていたので、私の保険担当の友人に連絡。
10万円支給と5万円支給のどちらが適応されるらしいが、病名がわからないとどっちかわからない、とのことで、術後までわからず。
いったん保険申請書を送ってもらって、術後に申請する手順。
術後にきた保険申請書には診断書も必要とあり、病院に問い合わせたら、診断書作成は5,000円かかると!
医療保険は5万円が支給されました。
手術費用は、限度額適用証明書を利用して約8万円。医療保険からは5万円の支給。診断書作成で5,000円。
トータルで実費は約3.5万円となりました。
手術前にいろいろネット検索してたら、両方の卵管を手術するのに費用は約20〜30万円という金額が並び、戦々恐々としてましたが、実際には数万円しかかからなかったのでホッとしました。
手術前日〜当日、手術の流れ
いよいよ手術前日!
前日は健康診断のように、夜9時までに夕飯を済ませる。当日は水など飲んじゃダメ。
そして当日、朝8時に病院へ。
説明を受け、カーテンで仕切られた個室へ通され、手術着に着替えていよいよ手術室へ。
手術室では、足を広げた状態で横になり、両手両足を縛って固定される。
動いちゃダメだからなんだろうけど、なんか怖い…。
そして腕から繋げた点滴から麻酔注入!
麻酔が入った瞬間、冷やっとして「コレ大丈夫なのか!?」と思っているうちに、だんだん目が重くなり、無駄に抗おうとしたけど無理でそのまま目をつぶってしまった。
と思ったら、肩をトントンと叩かれて、「〇〇(私の苗字)さーん、終わりましたよー」と看護師さんから声をかけられて、手術が終わった模様。
手術台から自力でキャスターに移動を促され、そのまま自分の個室へ。
ベッドで横になり、点滴が終わって排尿ができるまでは休むようにとのこと。
しかし、なんだかウンチが出そうな気配…そこにいる…!
素直に看護師さんに伝えると「麻酔のせいですよー」。
「そうなん?」と思いつつ、そのまま寝ることにしましたが、やはり排便の気配が消えない…。
なので、もう一度看護師さんが様子見に来た時にトイレに行かせてもらうことに。
少しの排便と排尿があったので、それを伝えると、もうOKなようで、点滴が終わって特に異常がなければ帰宅して良いとのこと。
点滴が終わり、特に異常もないので帰宅。
手術費を現金で払い、帰宅しました。
FT手術のその後
FT手術をしてから約5ヶ月経ちましたが、いまだ妊娠してません…。
人によってはFT手術をしてから約6ヶ月が経過すると、再び卵管が閉じる人もいるようなので、なんとかしないとな〜。
せっかく手術したから、無駄にしないようにしたいな。